Laerdal SimJunior Advanced - Manuel (Page 56)

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余剰 IV 液の排出
IV アームはオープンシステムです。輸液などの液体は投与と同時に
排出されます。
各セッションの前に以下の手順を実行してください。
1. IV オーバーフローチューブ (シミュレータの右腕内) をオーバーフ
ロー容器 ( IV バッグなど) に取り付けます。
2. シミュレーション中、余分な液体が容器に排出されるようにします。
IV アームのクリーニング
各セッションの後、または 1 日の使用の後で、 IV アームを 60% の
イソプロパノールまたは 70% のエタノールで洗い流して洗浄して
ください。
除細動アダプタプレートの取り付け
シミュレータ上半身には、レールダル・フィリップス除細動器用の
コネクタが予め取り付けられています。パドル式除細動器を使う際
は、これを交換する必要があります。
シミュレータには 2 つの除細動プレートが同梱されています。除細動
パドル、または粘着性パッドの付いた通電している除細動器を使用
する前に、この除細動器プレートを所定の位置に取り付けてください。
プレートは所定の位置にしっかりとネジで留めます。
除細動の実施時
SimJunior では、臨床用の除細動器を使用できます。除細動中、除細
動器やシミュレータに触れると感電する危険性があります。シミュ
レータで除細動器を使用する際は、すべての標準的安全措置を講
じてください。
注意：除細動中、シミュレータを導電面や導電性の物と接触
させないでください。
警告：
– 除細動は、除細動器コネクタ上でのみ実行してください。
– 除細動器アダプタを激しく押しすぎないでください。アーク
放電が発生したり、穴があいたりする可能性があります。
– 胴体スキンがずれている場合は、シミュレータに除細動を行
わないでください。
血圧計カフの接続
シミュレータには、専用の血圧カフが同梱されています。使用前に、
チューブを
Link Box の側面にある白色の血圧コネクタに接続して
ください。
注：コロトコフ音再生用のスピーカーは、左腕の肘前窩 (下図
の円で示した部分) にあります。橈骨動脈拍動と上腕拍動は
下図の四角で囲んだ部分で触知できます。
血圧計のキャリブレーション
1. メニューから <ツール> を選択します。
2. ツールメニューから <シミュレータのセットアップ> を選択
します。
3. サブメニューから <血圧計のキャリブレーション> を選択
します。
4. キャリブレーションを実行するには、画面ウイザードの指示
に従います。
シミュレータのセットアップ